高山病は、●体の各組織で酸素が欠乏状態 ●気圧の低下により乾燥して体の水分が欠乏 することが主な原因ですから
予防対策といたしまして
- ゆっくり登る・・・酸欠になるのを防ぎ、体を徐々に高度順応させる
- 呼吸を深くする・・・酸欠になるのを防ぐ
- 水分をたくさん取る・・・脱水症状を防ぐ
- 睡眠をしっかりとる・・・弱った体で登らない
- 体を冷やさない・・・冷えると血液中の酸素の有効活用が、できなくなってしまう
の以上のことを肝に銘じて、行動すると良いでしょう。
逆に言うと、普段と同じ行動では良くないということです。
意識的に、酸欠や水分不足にならないように注意することが非常に重要です。
高山病には標高を上げると悪化し、下げると治る!
という、とってもわかりやすい特長があります。
登山途中に、ひどい症状が出た場合は、下山することをおすすめします。
そのまま登ると、ますますひどくなりますから。
?実際に、富士山の診療所に担ぎこまれた高山病患者は、酸素吸入をして症状が改善したあとは下山します。
それと、高山病対策として有名な酸素缶ですね。
実際に富士山の診療所に高山病の患者が来たときは、酸素吸入するそうです。
ただ、関係者から聞いた話ですが、私の記憶が間違っていなければ
酸素吸入を約30分ほどすることで症状が改善します
と聞いた気がします。
つまり30分ほど高濃度酸素を吸い続けてようやく効果あるということです。 |