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日本の伝統釣法のひとつであるテンカラ釣り。そのシンプルさとそこに秘められた奥深さが、近年欧米を中心とした海外で高く評価されており、愛好家も増えている。伝統に裏打ちされたテクニックを基本としながら、タックルの進化を受けてよりシンプルでより釣れるテンカラスタイルを確立したのが「レベルラインテンカラ」。今やテンカラ釣りのスタンダードとなりつつある。また、テンカラ釣りが世界的に注目される中で、「毛バリ=フライ」という共通のツールを持つこの2つの釣りが融合するのはごく自然な流れであり、そのシンプルな魅力をリスペクトしたフライフィッシャーマンたちから生まれたのが「フライスタイルテンカラ」。テンカラの効率性を重視しながら、フライフィッシングで広く使われるフライパターンを積極的に取り入れることでよりゲーム性の高い新たなテンカラ釣りを提唱する。
「テンカラRT」は、より手軽にテンカラ釣りを楽しめるよう開発されたテンカラ竿。仕舞寸法41cmの小継仕様でデイパックにもすっぽり収まる携帯性の良さが魅力。重めのテーパーラインにも対応し、操作性を重視した先調子に耐久性に優れたソリッド穂先を搭載。滑りにくくソフトな感触が心地よいグリップなど、テンカラ竿に求められる基本性能を高い次元で備えている。テンカラ釣りに挑戦してみたいビギナーはもちろん、ベテランアングラーのサブロッドとしてもおすすめ。
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付属品:竿袋 |
使用詳細 |

| 【ソリッド穂先】
| 【握りやすいソフトグリップ】 | 
| 【下栓】 | 【ネーム部】 | 
| 【8〜11本継】 | 【携帯しやすい41cm仕舞】 |
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シンプルゆえに奥深い、テンカラの魅力 |
【レベルラインスタイル・・・3つの基本を守ればレベルラインテンカラはマスターできる!】
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1:毛バリをポイントに打ち込み、素早く水中に馴染ませる。 ⇒水面直下に沈めることで違和感なく毛バリを渓流魚に咥えさせることができる。
2:毛バリを引かない程度の適度な糸のタルミをキープして流す。 ⇒軽量なレベルラインだから可能な流し。タルミの動きでアタリをとらえ、タルミが違和感なく長い時間毛バリを咥えさせられる秘訣となっている。
3:魚がしっかり毛バリを咥えたのを確認して合わせる。 ⇒毛バリに反応しても喰っていないケースも多い。「バシャ!」という水しぶきに惑わされずに、渓流魚がしっかり咥えて反転したり目印にしっかりアタリが出たのを確認してあわせれば2度3度とアタックしてくる。
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【フライスタイル・・・流れを意識し、2つの流し方を使い分ける】
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フライスタイルテンカラの基本テクニックは大きく「上流に向かって流す流し方」と正面から「下流に向かって流す流し方」の2つに分類される。上流に向かって流す釣り方は、自然のままに毛バリを流すテクニック。その際重要なのはパラシュートパターンに代表される毛バリに掛かる流れの抵抗をいかに回避させられるかということ。ハリスを細く、長めにとることで抵抗を減らし、場合によっては手前の速い流れに流されたラインを上流側に打ち返すテクニックを駆使して毛バリを自然に流す。水面の毛バリを渓流魚が咥える瞬間が見える最もエキサイティングな釣り方である。
下流に向かって流す釣り方は流れの抵抗を利用して、流れに毛バリを横切らせることで渓流魚にアピールするテクニック。スタンダードタイプの毛バリをポイントの上流やや沖目に落として沈めて、ラインにタルミを作った状態で毛バリを送り込みながらポイントでアピールさせる。テーパーラインや手元にダイレクトにアタリを感じることができる刺激的なテクニックである。
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テンカラRT
アイテム | 標準全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | ライン | カーボン 含有率 (%) | 27
| 2.66 | 8 | 41.0 | 65 | 0.8 | 10.6 | レベル&テーパー | 86 | 30
| 2.98 | 9 | 41.0 | 71 | 0.8 | 11.9 | レベル&テーパー | 87 | 33
| 3.30 | 10 | 41.0 | 82 | 0.8 | 13.3 | レベル&テーパー | 88 | 36
| 3.61 | 11 | 41.0 | 94 | 0.8 | 14.7 | レベル&テーパー | 89 |
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