●メガトップ
『メガトップ』は穂先に使用するソリッド(無垢素材)におけるDAIWAの技術の名称である。 メガトップと一般カーボンの大きな違いはカーボン繊維とレジン(樹脂)の偏りの違いにある。一般カーボンには偏りが発生するため、結果として強度が強い場所と弱い場所ができる。メガトップはこれをほぼ均一に配置することに成功。また、カーボン繊維が均一に分散していることで、個体によるバラツキが少なく、360度、どの方向にも同様の曲がりを見せる。さらにそれを活かし穂先先端部を細径で柔軟、ハイテーパーな穂先にすることで、先端部が敏感にアタリを察知。カーボン特有の手に響く感度はもとより、目でアタリを視ることが可能になった。
●高密度HVFカーボン
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DAIWAの技術により高密度なカーボンシートを実現。 カーボン繊維をシート状にするための接着剤の役割を果たすレジンは、なくてはならない物だがロッド本来の性能には影響せず、逆に重量の増加を招く。そのレジンの余分量を削減。 同重量のノーマルカーボンシートに比べると、数倍のカーボン繊維を持ったロッドが出来上がる。高密度HVFカーボンはパワー・粘り・タメを必要とする磯竿に適した素材なのである。 | |
●V-ジョイント
V-ジョイントは継ぎ部をスムーズに曲げ、パワーロスを大幅に減少させる技術である。従来の竿の継ぎ部は節が2つ重なるため、張りが強くなりすぎて突っ張ってしまい、スムーズに曲がらずパワーロスを引き起こす。V-ジョイントは、未搭載のものに比べてパワー、竿の張り、曲がりからの戻りの早さが大幅にアップ。結果として理想的な粘強調子を実現。繊細さと強引さの絶妙なバランスで大物も優しくあしらえる。
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