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フィネスもできてバックラッシュしにくいSVがついにアルファスに。 SV(=Stress free Versatile)コンセプトで身近なフィールドを愉しもう。 カッチリ感に定評があるアルファスの実績を基に、しっかり握りこめるコンパクトボディはそのままに、ハウジングを見直し大型ギヤを搭載することでリトリーブ性能をアップ。φ33超々ジュラルミン製SVスプールを搭載し、ピッチングもキャスティングも高性能でしかもトラブル知らず。野池・川・ボート、さらには海まで、フィールドを選ばず快適に使えるタフなコンパクトリール。
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DAIWA TECHNOLOGY
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| ■タフさを支えるダイナリジッドボディ。高い剛性を誇るスーパーメタルハウジングに加え、ハンドル側サイドプレートは肉厚のZAION製で強度を落とさず軽量化に貢献。 | ■SH(スーパーハイギヤ)モデルはレベルワインドとハンドルロックプレートがレッドカラー。ノーマルタイプはシルバーカラー。
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| ■Iノブ搭載の80mmクランクハンドルを装備。メカニカルブレーキノブも新デザインを採用。 | ■SVコンセプトにより、軽量リグのベイトフィネスからビッグベイトまで幅広く対応。 |
■UTD(アルティメットトーナメントドラグ)・・・ドラグ効き始めの初期の食い付きを解消し、スティック(ムラ)のない滑らかさを実現したドラグシステム。 ■スピードシャフト・・・スプールフリー時にスプールとシャフト部が分離される構造で、シャフトレスにより高い回転性能が得られる。 ■ドラグ調整クリック ■CRBB:4(総BB数:6) ■シャワー洗浄可(洗浄後、オイル注油など取扱説明書に沿ったメンテナンスが必要)
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SV=Stress free Versatile とは
従来通りのルアーが使える事は当然として、軽量ルアーをもストレスなく投げることができ、しかもスプール強度も犠牲にしない。それが次世代のバーサタイル。
周知の通り、ダイワのベイトリールはマグネット式のブレーキシステムを採用している。長年の高い実績はもはや伝統とさえ呼べるが、他にはない大きなアドバンテージがあるからこその結果なのだ。十分な耐久性はもちろん、瞬時にブレーキ設定が可能な外部調整ダイヤル、天候に左右されない安定したブレーキ力。ピンスポット値に調整できない限り最高出力を発揮しない、また時に意図に反する出力を生む他のシステムとは大きく異なり、アングラーの思いのままに操作できることこそがマグネット方式のメリットなのだ。
マグネット式ブレーキならではの実戦メリットを最大限に引き出したSVは、最小限のマグダイヤルの調整だけで4g前後の軽量リグから重量級ルアーまでを文字通りストレスフリーで扱える。疲れにくく楽にキャストが決まるため、結果的に釣果アップも望める。スプールを交換したり、サイドプレートを開けたりして、セッティングに時間を掛ける事もない。現存するベイトリールの中でルアーの守備範囲が一番広いSVは、陸っぱりからボートまでスタイルやフィールドを選ばない。マグネット式ブレーキの有効性を極限まで高めたSVコンセプトは、まさにバーサタイルリールの新スタンダードなのである。
■エアブレーキシステム アキュラシー性能を大幅にアップさせつつ、極めてバックラッシュが少ない、ストレスフリーな使い心地を実現したブレーキシステム。軽量インダクトローター構造と軽量スプールとの組み合わせでスプールユニットとしての回転レスポンスを大幅に向上。同時にオン&オフがハッキリした効きの良いマグブレーキとの相乗効果を狙ったセッティングでフルキャスト時にはしっかりブレーキが効くが、ピッチング等の低回転時にはインダクトローターが飛び出さず低弾道で撃ち込める。つまり、小さい力でもスプールがスパッと立ち上がり、力まなくても驚くほどルアーがよく飛び、逆に力みにより発生するバックラッシュゾーンに対してはきっちりブレーキを掛ける。結果、同ブレーキ設定で、ピッチングとキャスティングが高レベルで両立する快適さをもたらした。(※写真は「SS AIR」のスプールです) ■SVのメリット
【軽量リグから重量級ルアーまで、ベイトの中で一番守備範囲が広いので・・・】 ・4インチストレートワームのネコリグからビッグベイトまで楽に扱える。 ・身近なフィールド(野池・川・陸っぱり) で一番出番が多い。 ・1台で色々なリグ、ロッドとのセットが可能になる。 ・スプール強度を犠牲にしていないため太糸でフィネスリグを使えて50cmアップでもゴボウ抜きできる。
【バックラッシュが極めて少ないので・・・】 ・ボート等近距離戦での高アキュラシー。 ポイントにズバズバ決まる。 ・スプール立上がりが素軽く、スキッピング・バックハンドなど変則キャストもバシバシ決まる。 ・ビッグベイトやスピナーベイト等、空気抵抗の大きく投げ難いルアーを気持ち良くキャストできる。 ・マグダイヤルだけで向かい風を恐れずキャスト可能。 むしろ悪条件下ではノーマル(マグフォースV、Z)より飛ぶ。
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SV使用時のコツ SVは、「マグネットブレーキ進化の集大成」といっても過言で無いほどに「マグならではのメリット」が随所に表現されています。
【1.メカニカルブレーキをゼロ設定にする】 ■スプールの左右のガタが無いところを『ゼロ』。「ゼロより締める=スプールをピニオンシャフトで押す」ことになるので、せっかくのスプールのレスポンスが活きません。逆に、「緩めすぎ=スプールが暴れ、マグネットとインダクトローターの距離が狂う」ので、十分に性能が発揮されません。 ■メカニカルブレーキは、『ゼロ』から1クリック緩めるくらいで固定して使うことをおすすめします。
【2.マグネットブレーキに委ねる】 ■メカニカルは上記で固定。 超強力マグネットブレーキの効きに全てを委ねて下さい。MAXブレーキならほぼバックラッシュしません。 ■慣れない方は、MAXブレーキからマグダイヤルひと目盛りずつ下げていくと徐々に飛距離が伸びます。MAXブレーキでもそこそこ飛ぶので、初めてベイトを使う方にもおすすめ。 ■夜釣り等、着水時のサミングに不安があるケースでは、ダイヤル7〜8程度(※10段階の場合。20段階だと14〜16)で、ほとんど着水サミングに気を使わなくて済むセーフティさがあります。
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「ルアーも選ばない、悪条件にも強い、調整も容易」 ダイワのマグブレーキシステム 希少稀土類(レアアース)である「ネオジム」 を駆使して特注金型で作られているダイワのマグネットブレーキのテクノロジー。そこには他のブレーキシステムでは表現できない「ダイワのマグならではの良さ」があり、そこを磨きこんでいます。
また、スプールの軽量化(単純なスペック的軽さだけではない低抵抗スプール)のテクノロジーにも注目。 精度、軽さ(低抵抗)、強度を、狙い通りに開発できる強みがあります。スプールが軽くなると、回転数が上がりやすくなります。 30,000RPM(※RPM=回転/分)を超える高速回転スプールを制御するには、非常に強い制動力(ブレーキ力)が必要になります。それができるのが、ダイワのマグネットブレーキテクノロジーです。
■スプールの左右のガタが無いところ= ゼロ ■ゼロより締める= スプールをピニオンシャフトで押すので、せっかくのスプールのレスポンスが活きません。 ■逆に、緩めすぎ= スプールが暴れるため、マグネットとインダクトローターの距離が狂い、ブレーキ性能にムラが発生し得る原因になります。
→「ゼロ」より1クリック緩めるだけで、スプールはメカニカルブレーキの影響を受けておらず、充分フリーです。緩め過ぎてもフリー性能は変わらず、むしろスプールの暴れによるブレーキムラの発生、時にはスプールメカニカルブレーキが外れてしまう等、何も良い事はありません。
【メカニカルブレーキの締めすぎを推奨しないのは?】 メカニカルブレーキを締めるという行為は、ピニオンシャフトでスプールの端を物理的に押すという、一番シンプルなブレーキです。昔のルアー釣り入門書などに「メカニカルブレーキを締めて、ルアーがゆっくり落ちるくらいに調整する」という概念がありますが、最新テクノロジーのダイワベイトリールにとって、それは『もったいない事』。それは、せっかく開発された超軽量(低抵抗)スプールの回転の良さをスポイルしてしまう行為です。 スプールの性能を殺さないために、メカニカルブレーキは締め込まないで、マグネットブレーキだけでフルに性能が発揮できるよう開発されているのがダイワのベイトリールです。 特にSVは「ルアーも選ばない・悪条件にも強い・調整も容易」すなわち実戦の現場できわめて使いやすい仕様となっています。
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品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル 1回転) | ギヤ比 | 標準 自重 (g) | 最大 ドラグ力 (kg) | 標準巻糸量 ナイロン (lb.-m) | ハンドル 長さ (mm) | スプール 径 (mm) | ベアリング (ボール/ ローラー) | 105 | 60 | 5.8 | 175 | 4 | 12-40〜80 14-35〜70 | 80 | 33 | 6/1 | 105L | 60 | 5.8 | 175 | 4 | 12-40〜80 14-35〜70 | 80 | 33 | 6/1 | 105SH | 74 | 7.2 | 175 | 4 | 12-40〜80 14-35〜70 | 80 | 33 | 6/1 | 105SHL | 74 | 7.2 | 175 | 4 | 12-40〜80 14-35〜70 | 80 | 33 | 6/1 |
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