【がまかつ/へら竿/紫峰天月/しほうてんげつ/がまへら】

繊細を極める。
食い渋る一枚に喜びを、粘り本調子が弧を描く。
晩秋から初冬、そして厳寒期と管理釣場でのへら鮒釣りは繊細さを極めます。また昨今の管理釣場では魚も大型化しているため、
状況はさらに厳しく、極細ハリスを基本にタックルを構成しないといけません。日に何回かしか出ないアタリにあわせる。
しかしあわせがきついとハリス切れを起こす。また掛かってからでも如何に暴れさせず、タモまで持ち込むか。
ここに、このタックルにおけるロッドの重要なポイントがあります。
- 粘り本調子の追求
- いかに大型のへらを0.2〜0.3号クラスのハリスで、負担をかけず、切れることなく取り込めるか。
この命題に紫峰天月は「粘り本調子」でお応えします。掛かってからの魚のパワーをいなすように引けば待ち、
浮けば寄せる。元竿から竿先まで一本のきれいな弧を描き、粘る。そして待って必ず獲る。
この「粘り本調子」をさらに各尺数に応じた実釣テストから設計細部にわたり調整を加え完成させました。
待ちも攻めもこなす- 元竿の太さには理由があります。柔らかさと硬さ、この相対する調子を竿の太さでカバーしました。
待つ釣りでは確実にアタリを取って途中ばらすことなく一枚ずつ増やしていく。また攻める釣りでも、太さでカバーし、
回転のいい釣りにも対応。一年以上に渡る実釣テストで浅ダナ・チョウチン両方の釣りにも9尺で500枚以上釣った実績があります。
釣り味・デザインにも個性- 求める「粘り」は同様にそれぞれの尺数に応じた味わいを追求しました。また竿全体を紫で統一。
グリップ上部には天然素材「あわび」にて螺鈿文様を。一本に、一尺に、こだわった個性は、
お持ちいただくことへの満足感とステイタスをお約束します。
