開発者が語る! DAIWAのマシンカット技術を余すところなく駆使したBJ75/75D
□BJ75 落
し込み・前打ち・ヘチ。チヌをターゲットにするこれらの釣りでは、賢いチヌに口を使わせるため、エサの演出がしっかりとできる操作性と掛けたチヌを糸を出
さずに取りこむことができるリールが求められます。そのためには、スプールをしっかりと止めることができる滑り止めの利くデザインと、操作性を高めるため
の軽量化が必要と判断しました。 2010年に発売されたヘチ用のBJ85はフルマシンカットを採用し、釣り人の操作を徹底研究して生み出さ
れた三次元形状で、多くのアングラーからの支持を頂きました。BJ75は、BJ85で培ったマシンカットの技術をもとに、更に理想の形状に近づけることが
できたと感じてます。 落し込み・前打ち・ヘチに共通するのは、非常にシンプルなタックル。リールに求めるのは、一日使っても疲れない軽さと手にフィットする形状。特にリールの軽さは、繊細な仕掛けで繊細なアタリをとるこの釣りにおいては非常に有利です。
2013
年春発売されるBJ75は、今までの既存概念を覆す形状を目指すことから始まっています。従来はリールの金属面をマシンカットで極限にまで肉抜きした外観
であったのに対して、BJ75では、金属の線でリールが出来上がっているかの様な形状となっています。この今までにはできなかったデザイン・徹底的な軽量
化を図りながらも、スタビリティーの低下、つまり剛性の低下を心配する必要はありません。従来品と比べても剛性の点での不安なく仕上がっています。 徹底的的な軽量化・手にフィットする3D形状。BJ75は実戦能力を重視した形状を突き詰めた結果、金属リールの持つ美しさを感じていただけるデザインにまで昇華されたと考えます。 □BJ75D 落
し込み、前打ちで特に大型のチヌとやり取りする時にポイントポイントでドラグを利かせて、強靭なチヌをおとなしくさせるときに効果を発揮するのがドラグタ
イプです。BJ75Dは、75同様の使い方をベースにしながらも要所でドラグを利かせることを想定して、75同様マシンカットの限界に挑んだ形状と大きく
軽量化されたリールにドラグ機能を追加することを目的に設計しています。 そもそも前打ち釣り・落し込み釣りは、堤防に付いたイガイなどを食
べている黒鯛は落ちてくるエサに興味を示すという、黒鯛の習性を利用した攻撃的な釣り。目印に出る一瞬のアタリをかけ合わせる為に、潮の変化、穂先のアタ
リ・目印に集中する為にもドラグ付きとはいえリールには軽さと手へのフィット感、そして何よりもノントラブルであることが求められます。75と違い75D
は、スプールからの糸落ちを防ぐピラー付き構造を採用しました。 □テスターから頂いたコメント 監
修にあたっていただいたテスターの方々からは、口を揃えて「実釣中にふとBJ75(BJ75D)に眼をやると、なんとも男心をくすぐる。モチベーションが
上がる。そんな感覚にさせてくれるのが、このリールです。」とのコメントを頂きました。開発者として非常にうれしい一言でした。
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