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金属穂先と伝統の融合。 伝統的な郡上竿の流れを汲む調子設定をベースに、最新機能を搭載した“現代版郡上竿”。「琥珀本流ハイパードリフト」のために独自の開発が行われたダイワが誇る最新テクノロジー『SMT』を搭載、より効率的に渓流魚を感知し、新たに加わった『Xトルク』で、より早く確実な抜き、やり取りが可能になった。いまや本流大物竿のスタンダードの一角としてすっかり定着、さらにその活動範囲を広げるためには打ってつけのモデル。
アマゴ抜 70 ピンポイントを狙い撃ち、掛けたアマゴを一気に抜いて取り込む超高回転型本流竿。『SMT』がショートバイトを確実にものにする。盛期の酸素量多いザラ瀬の落ち込みや、段々瀬に潜む幅広アマゴに最適。
サツキ 82 パワーバランス・全長を見直し、より確実にサツキマスを獲るために開発された大物対応郡上竿。中部地域のサツキマスは勿論、関東での本流筋の支流や中規模河川の大型渓流魚にも最適。
スーパーヤマメ 95M 本流育ちのヤマメ・アマゴをターゲットとした長尺・マルチレングスモデル。鋭い感度と粘りで神経質な本流ヤマメを的確に引きずり出す。
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調子カーブ ■アマゴ抜70 SMTと合わせて、『X45』による先端部分のパワーアップを実施することでより早く確実な抜きを実現。
■サツキ 82 より大物とのやり取りを優位に進められるよう、全長を20cm延長し、より胴でタメが効く調子にアレンジ。
■スーパーヤマメ 95M 伝統の琥珀本流系の調子をベースに『SMT』の感度と持ち軽さを出すために♯1のSMT部の後から♯3番までをやや硬めにセッティング。 (同一条件下での曲りカーブをイメージ化したもので、実際のカーブとは異なる場合があります。)
アマゴ抜70:SMTと合わせて、『Xトルク』による先端部分のパワーアップを実施することで、より早く、確実な抜きを実現。 サツキ82:より大物とのやり取りを優位に進められるよう、全長を20cm延長し、より胴でタメが効く調子にアレンジ。
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白滝フィールドテスターのワンポイントアドバイス
| 「琥珀本流ハイパードリフト メタルチューン」は『SMT』と郡上調子のバランスで今まで以上にシャープな振り込みがしやすくなっています。また『Xトルク』の効果でアマゴ抜きは魚を浮かすまでが早くなっているので魚の頭が出たら暴れる前に躊躇なく抜いてください。そしてサツキはタメた時の魚のブレが少なく、パワー全体もあげているので、しっかりと胴に乗せ、魚に向かって正面になるような竿操作を心がけてください。 |
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独自チューンのSMT(スーパーメタルトップ)
| 超弾性チタン合金のスーパーメタルトップはしなやかかつ高感度。手元に響くほどのアタリの伝達性も兼ね備えている。「琥珀本流 ハイパードリフト メタルチューン」は「3大感度」を最大限活かせるようアイテムごとにメタル部分の長さ・太さにまでこだわりフィールドでテストしてきました。「食い込みが悪くなるギリギリまで感度に特化したチューニング」を行った結果、今までにないスペックとなっています。
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「琥珀本流 ハイパードリフト メタルチューン」は3大感度(※)を最大限活かせるようアイテムごとにメタル部分の長さ・太さにまでこだわりフィールドでテスト。「食い込みが悪くなるギリギリまで感度に特化したチューニング」を行った結果、今までにない短いSMTとなっています。
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新・三大渓流感度
「感度」が渓流釣りを変えた!その3つの要素とは?
川の釣りにおいてすでに鮎釣りでその重要性を知るダイワにとって、これまでも「感度」は要求品質の上位に位置づけられた要素。そうしてダイワは、渓流釣りの新しい楽しみを増幅させる要素として、「感度」に機能特化させた新たな渓流竿を生みだした。その肝となる機能こそ『SMT(スーパーメタルトップ)』。カーボンよりも振動係数の持続が長い(伝わりやすい)超弾性チタン合金をその先端部に持つ、ダイワ独自のテクノロジーだ。渓流釣りに最適な『SMT』を開発するうえで重要となったのは喰い込み性能と感度性能のバランス。一概に渓流釣りといっても沢で20cm前後のヤマメを5〜Bのオモリで釣る釣りから、50cm以上の大物を3B以上の大オモリで釣るメソッドまでさまざま。それぞれの要求品質と開発される竿のコンセプトに合わせ、その中で最大限「感度」が得られる組み合わせを実釣テストを通して開発した結果、渓流竿独自のさまざまなパターンの新たな『SMT』が開発された。そこから得られる“3つの感度”こそ、新たな渓流釣りの新基準となる。
| | | 流し感度 | アタリ感度 | 掛かり感度 |
| 渓流釣りにおいて重要なのが流す筋と水中でのエサ(オモリ)の位置。『SMT』の感度がオモリや流速抵抗を受けて複雑に入り組む底石の状況、仕掛けの位置を的確に渓流師へ伝え、水中イメージを膨らませることでより攻撃的な渓流釣りをサポートする。 | オバセをコントロールしてドリフトさせる渓流釣りにおいて、渓流魚のショートバイト、反応した魚のラインへの接触や寸前でのUターンなど、これまで感じられなかった水中の渓流魚の存在を伝える感度。ポイントの見極めの大きな助けとなる。 | 大物渓流魚とのやり取りは首振り・ローリング、そこから一気に走るダッシュにいかに迅速に対応できるかがカギとなる。『SMT』は掛けた渓流魚の挙動からハリの掛かり具合を詳細に渓流師へ伝え、駆け引きを優位に進め、的確な判断を後押しする。 |
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渓流を楽しむためのダイワテクノロジー
| | ■超高密度SVFカーボン ロッド性能に最も影響を与えるカーボンシートにおいて、贅肉とも言える樹脂(レジン)の量を減らし、その分カーボン繊維を密に入れてより筋肉質でパワフルなロッドを実現した「HVFカーボン」。さらにレジン量を減らすと共に、ホットプレス製法でカーボン繊維の密着度を高めてさらなる細身軽量化とパワーアップ、シャープな振り抜き性能を実現したのが「SVFカーボン」。 | | ■X-トルク 従来構造(竿先に対して0度、90度)にダイワ独自のバイアスクロス(±45度に傾斜したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度を飛躍的に向上させることに成功。穂先のブレを軽減させるのに有効であると同時に、大物の突然の走りや取り込み時の首振りを抑える効果が高く、安心してやり取りできる。 | | ■V-ジョイント 竿が可能な限り歪みの少ないきれいなカーブを描くよう、節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造のカーボンシートを採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度において高次元の性能を発揮させることに成功。継数の多い小継渓流竿にとって、継ぎ部のスムーズな曲がりは細糸適応性を高めるだけでなく、大型魚相手のリフティングパワーの向上にも大きく貢献している。 | | ■Vコブシ Vコブシは鮎竿・渓流竿の先端部#1〜#3を短くセッティングすることで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想。同時に中節〜元竿は節長が長くなる胴長設計と組み合わせることによって同じベンディングカーブを描きながらもタメが効く、パワーと操作性・感度を兼ね備えたロッドの実現に貢献する。 | | ■からまん穂先 ラインを結ぶ穂先のリリアンが仕掛けの動きに合わせて柔軟に回転するので、糸ヨレや糸絡みが発生しにくく、仕掛けが長持ちする高機能穂先。 | | ■節落ち・食い付き防止合わせ 下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を2〜4箇所作り、強い密着部分を作ることで実釣時に起こる節落ちを防止。さらに異形合わせによってできる空気層が竿を固着から守る機構
| | ■固着防止リング 節同士の接合部分に空気層を作る溝(リング)切り加工を、節の太さに応じて幅と本数を変えながら施した構造。節の出し入れが頻繁に行われる振出竿にとって最も多く、最も煩わしい固着のトラブルを解消。 |
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外観
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搭載機能一覧
・超高密度SVFカーボン ・新触感グリップ ・節落ち・食いつき防止合わせ ・固着防止リング ・スーパーメタルトップ ・からまん穂先 ・Xトルク ・Vコブシ設計 ・V-ジョイント ・コンパクトハードトップカバー ・ニット竿袋 |
アイテム | 標準 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | 適合 ハリス (号) | マルチ | カーボン 含有率 (%) | JAN コード | アマゴ抜 70 | 6.98 | 7 | 120.0 | 169 | 0.9/25.6 | 0.15-0.6 | - | 99 | 914642 | サツキ 82 | 8.18 | 8 | 120.0 | 216 | 1.0/25.6 | 0.25-1.2 | - | 99 | 914659 | スーパーヤマメ 95M | 9.50 | 9 | 135.4 | 280 | 1.0/25.7 | 0.2-1.2 | 90→95 | 99 | 027526 | ※スーパーメタルトップは、低温環境下で弾性が低下する特性があります。5℃以下で弾性が徐々に低下し、0℃以下になると弾性低下が著しく、穂先機能を失う場合があります。(気温上昇により本来の特性に戻ります。)
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