あらゆる釣技を高次元へと導く名竿。
トータルバランスを超高次元で設定したトーナメント用スペシャルロッド。
鮎竿で「競技用ロッド」と言われて思い浮かぶことは、操作性・感度に優れ、なおかつパワーにも軽さにも特化した万能ロッドであるということです。
全国のさまざまな河川で行われる競技会では、入れ掛かりで手返しが求められる場面もあれば、シビアに1匹を掛けなければならない場面もあります。また、ひとつの釣り場でもオトリに負担を掛けずに、チャラ瀬を泳がせる釣りがよく掛かる日もあれば、オモリを付けて荒瀬をこなさないとなかなか掛からない日もあります。河川状況や天候、水温、鮎の状態など日々変化する状況に的確に対応できるかどうか。また、いかに早くその日の状況をつかめるかどうかは、人間による川見という手段ももちろんありますが、野鮎の活性や、その日のアタリ鈎をラインから伝わるオトリの感度によって掴むしかありません。「競技」に求められるロッドポテンシャルはさまざまな状況下において一連の動作を高次元でこなせないと、真の「競技用ロッド」とは言えないのです。
そこで、競技スペシャルV5はトータルバランスを超高次元に設定するために度重なる実釣テストを行いました。まずは、水中の様子を察知する手感度を良くするために#1〜#4にかけてエクストラセンサーを搭載。独自の振動発生原理によりオトリの引き感覚や、鈎の石ズレなどを敏感にキャッチすることができます。そして鮎が掛かればチャラ瀬でも荒瀬でもASD(アクティブサスデザイン)によって応力をうまく分散。竿のポテンシャルを100%近く発揮させることで、安定したやりとりが可能になります。また、引き抜きの際はスタビライザーシステムにより、竿ブレすることなく、圧倒的なコントロール性能を発揮します。このような基本性能に加え、テーパー設定を大きく改良し、前作よりも全体的にパワーを上げていますので、掛けてから取り込むまでの動作を“ストレスなく”かつ“すばやく”こなすことが可能になりました。
それに加えて操作性を向上させるため、人間の手が必ず触れる竿のグリップ部の形状をさまざまな人の手にフィットするよう試行錯誤。そこで生まれた形状が今回採用の競技グリップです。目で確認しなくても最も竿が安定する竿尻を的確に握れるよう質感にまでこだわりました。
初期〜後期にかけて、天然河川はもちろん放流河川でも湖産・海産・人工産とさまざまな状況に対応できるよう全国各地で実釣テストを行った結果、競技スペシャルV5は多彩な釣法・河川状況に対応でき、循環の釣りを高い次元でこなせるロッドとして仕上がりました。
トーナメントで勝ち抜くためのハイポテンシャル万能ロッド「ハイポテンシャル万能ロッド」というのが競技スペシャル V5のコンセプト。鮎釣りにおいて一連の動作のすべてにおける竿の役割を解析し、ストレスなくこなせるよう、隅々にまでこだわり設計しました。感度を生み出すエクストラセンサーがオトリの挙動を敏感に察知し、より繊細な操作を可能に。鮎が掛かるとASD(アクティブサスデザイン)によって掛かり鮎の引きを柔軟に受け止め、タメているだけで抜きやすいポイントまで掛かり鮎を浮かせます。引き抜き時にはスタビライザーシステムによって、少々の風が吹いていても思い通りのコントロールが可能に。つまり、ひとつの動作に特化した竿ではなく、すべての動作においてハイクオリティなパフォーマンスを発揮する万能ロッドに仕上りました。また、人間と竿の接点であるグリップ形状を分析し、より握りやすく、より力を竿に伝えられるよう竿尻のテーパー・グリップの質感までこだわり、競技グリップとして完成。替穂先にはチューブラ感覚で引ける急テーパーのSII穂先を付属していますので、さらに釣技の幅が広がります。
硬中硬繊細な泳がせ釣りはもちろん、瀬での引き釣りまで幅広く対応。水中の情報を的確に捉え、抜群の操作性で思い通りのオトリコントロールを可能に。特に竿先にパワーを持たせていますので、今まで硬中硬では攻め辛かった流れまでも攻略可能に。小型の数釣りや22cmクラスまでをメインターゲットに設定しています。
引抜早瀬「オールマイティ」という言葉が最もふさわしい引抜早瀬は、初期から後期までオバセを使った泳がせや、ゼロオバセの泳がせ、引き釣り、止め泳がせ、瀬でのオモリ釣りなど現存する釣法をすべて竿がフレキシブルにこなしてくれます。ターゲットは24cmクラスまでですが、大物が掛かっても十分対応できるパワーです。
引抜急瀬瀬の釣りに特化したモデル。瀬の中でのオトリ管理の能力を徹底的に追求しました。その結果、どんな瀬の中でもオトリの状態や、流れの中の起伏までも手に取るようにわかります。シーズン後半まで使えるよう大型の鮎を瀬の中から引き抜けるパワーを持たせています。