【フィールドテスター 山本典史】 「慣れるまでには時間が掛かるけど、その段階を乗り切りさえすれば奇跡のキャッチ率が現実のものになります。」 僕が2012年にシーバスの、2013年はブリのIGFAワールドレコードを樹立できたのはLBDリールによるところが大きいです。「獲りたい」なら欠かせません。しかし、誰にでもすぐに使いこなせて、誰にでもイージーに魚をキャッチできるとはよう言えませんわ。ラインテンションを自在に操れるということは、言い替えれば、自分自身の一瞬の判断でラインを出すか止めるかを決断しなければならないということ。使い始めはそれが原因でバラすことも多いかもしれませんが、慣れるまで少し辛抱して使っていってほしいんですわ。キャッチできる魚がケタ違いに増えますから。
【フィールドテスター 中山聡】 「ライトリグ、ライトラインを扱って大型のチヌを獲るんならLBDリールは唯一の手段となるでしょうね。」 最近の人気過熱でスレ気味のチヌを獲るためには、ライトリグ、ライトライン、ライトロッドの必要性が増してます。だけど、チヌは口が硬いからしっかりアワセを入れないといけないし、アワセを入れたら入れたでチヌが違和感を感じるからファーストランが猛スピードになりますし…、しかもストラクチャーに逃げ込もうとするんです。するとライトラインじゃ保ちません。その弱点を補える唯一の手段がLBDリールなんです。逃げるチヌをいなし、ストラクチャーとの根ズレを抑え、瞬発的なダッシュにとっさに対処できるのは、もう、LBD以外ないんじゃないかと思いますね。 |