|
搭載された二つの2つのソリッドは、掛けるためのテンションと泳ぎを限界まで高めた「戦闘力」の証。これは、かつてのSFではない。 |
|
ソリッド穂先を備える鮎ロッドの特徴として近年重視されるのは、オトリへの優しさよりも、穂先の柔軟を活かした繊細なオバセコントロールにある。「掛かる」ラインテンションとして重視され続ける「ゼロオバセ」は、現在も釣果の鍵となっているが、ゼロをさらに細かく刻むような領域のコントロールは、やはりソリッド穂先が断然有利である。近年目覚ましい活躍を見せるトーナメンターにもソリッド穂先を駆使するスタイルが増えてきており、トーナメントシーンをリードするソリッド専用ロッドが再び求められていた。そしてダイワの英知、テスター陣の技術、最新テクノロジーが一体となり生み出されたのが、競技SFだ。
|
| 未知なる領域の オバセコントロールを実現。
新生競技SF、その最大のトピックは0.6mm極細ハイテーパー『SMT(ソリッド)』の開発にある。カーボンソリッドでは不可能な、今まで以上に柔軟で繊細なハイテーパー構造に加え、『SMT』ならではの“大音量感”を備えることで、既成概念を覆すリアルサウンドのオバセコントロールを実現した。ゼロオバセだけでなく、“ゼロプラス”という微妙なテンションでごく軽く上に引っ張りながら尾ビレを振らせたり、逆に“ゼロマイナス”というわずかにテンションを抜きオトリを走らせるアクションも容易に作り出せる。しかも、随時「フワン」と尾ビレを動かす“音”もしっかりと手に伝えてくれるのだ。
| | 革新的ソリッド穂先の特性を 最大限に発揮させる「極先調子」。
競技SF全体の調子は、『SMT(ソリッド:極細ハイテーパー型)』とセンサーオートマ、2つの革新的ソリッドの特性を最大限に発揮させる、Fに近い極先調子。まさに「SF=ソリッドフィネス」と呼ぶにふさわしい先鋭ロッド。調子は穂先先端を活かした、45度の竿角度を中心とする釣技を想定して設定。またVコブシ+チャージリングにより、さらにブレが少なく鋭敏な操作性も獲得した。 パワー的には競技TとTHの間にあり、シーズン初期の小型から盛期の良型にも幅広く対応する。
|
|
|
いかなる状況にもアジャストする“2種のソリッド”
|
搭載される新たな『SMT(ソリッド:極細ハイテーパー型)』は、競技SF用に新たに開発された、先径0.6mmの極細径・柔軟ハイテーパー構造。従来の『SMT(ソリッド:ハイテーパー型)』やカーボンソリッドより飛躍的にしなやか、かつハイテーパーになることで、さらに緻密なコントロールを実現する。ポイントや状況に合わせて、管理泳がせ⇔ゼロオバセ⇔引き泳がせをスムーズに切り替えられ、上級者ですら難しいゼロオバセと引き泳がせの間である“ゼロ引き”(超スロー引き泳がせ)も再現可能。従来のソリッド穂先では掛けきれなかった野鮎も手中に収める。 |
|
引き釣りもこなす3段階構造の万能型ハイテーパー。 背ばりやオモリとの相性にも優れたセンサーオートマ。
|
競技SFにもうひとつ搭載されるのが、ハイテーパーのカーボンソリッドであるセンサーオートマ穂先。カーボンソリッド部+ソリッドパワースリム部+カーボンチューブラ部の3段階構造により、通常のカーボンソリッドよりも先鋭的なハイテーパーで、操作性と感度を高めて引き釣りまで華麗にこなす万能タイプ。新型『SMT(ソリッド)』より硬めのセッティングをすることで、背ばりやオモリといった負担の大きい仕掛けにも適する。
|
|
|
|
|
|
|