ダイワ 銀影競技 ST 95SR
新「那珂川調子」、広く探れて、無理が利く。 95SR 那珂川で多用されるロッドの調子は、頭が硬くてその分胴に乗る、というものである。いい魚を「曲げて止める」ので、硬いだけの竿では難しい、 と福田は力説する。そして福田は何よりも95モデルの「信者」である。「振り調子では90の方が硬く感じるけど、 粘りとかしなやかさの面でパワースリム設計のメリットを最大限活かせるのは95だと思う。那珂川みたいな川相の鮎はナナメ引きに凄く反応するんです。そういった意味でも95はより広く探れる。近くを釣る時は短く天秤持ちすればいいしね(笑)」そこまで福田がこだわる9.5mという長さの利点。 それはタメが効くということにある。まさに「曲げて止める」上で有利に働くのだ。「パワー的には決して強い竿ではないけど、 走られてもノサれる感じは全然しません。天然河川ではサイズ的に20cmまでが多いけど23cmまでは大丈夫。 それに遡上が多いときは大きくなんないしね。腰くらいまで立ち込む時と20cm以上が多い時には仕掛けを竿尻トントンに調整してください。」 人が多い。掛けてからも下りたくても下れない、その場で取り込まなければいけない。しかもトラブルとオトリが続かない… そんな状況では想像以上の強い味方になってくれる。「あと実はこの竿、立て竿泳がせに凄くお勧めです。深トロならメタル、 普通のトロならナイロンといずれも細糸を使った泳がせにバッチリマッチしますよ。」特に大河川では動かずにして沖を狙え、 スリムゆえ風切り抵抗も少ない。それは柔軟な発想を持つ福田ならではの新しいスリムの使い方の提案といえよう。 ![]() ※この商品の販売は終了しました。
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